日記みたいな

清原選手のニュースを見て想う

今回のお芝居は「プロ野球」の話だから、今日の清原選手の一軍復帰のニュースにもおのずと目がいってしまいました。
プロアスリートに付きまとう光と陰。
ヒーローになる瞬間。怪我との闘い。そして、引退の二文字。
スポーツ選手の生き様は、強烈に心に訴えかけるものがあります。
人生をかけた、そのひたむきさに心が揺れます。
もうすぐ北京オリンピックですが、また様々なドラマが生まれることでしょう。
「感動」という言葉がうすっぺらく聞こえるぐらいの、素敵なドラマが生まれることでしょう。
一方、芝居というのは完全な造りもの。虚構です。
簡単に言えば「嘘」ものです。
特に演劇は、室内なのに照明で夜になったり昼になったり、セットは実は板を建てただけだったり、役者は全く人格の違う人を演じたり、年齢・性別・国籍も超えちゃったり、さらにはカエルや妖精になったりと、嘘のオンパレード(笑)。
スポーツと比べると、真逆ですね。まぁ比べるものじゃないとは思いますが(汗)。
でも、真逆だからこそ面白い表現手段とも言えます。
どうやれば、本物に近づけるのか。さらに、本物より本物に感じるコトとは、はたして何か。
そんな「真実」を見いだし、皆で共有出来ないものか。
ありゃ??書いててよく自分でもよくわからなくなってきました。
酔ってますし(笑)。
でもでも。
嘘だらけの中で、きらりと輝く本物探しのボクの旅は、きっと今も続いています。

 2015年1月22日
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